美人姉妹の誘惑に負ける?負けない?
〜双子姉妹に迫られる10問〜
美術系の学園に入学した俺は、長らく連絡を取っていなかった美人双子姉妹と再会した。予期せぬ再会を喜んだのも束の間、魅力的に成長した幼馴染に「カワイイ女の子として意識しちゃったかな?」と面白がられる羽目に。
アヤメ「これから3年間……楽しみだね?」
俺「……3年もオモチャにされるくらいなら彼女作ろうかなあ」
ーー美人姉妹にひたすら迫られる俺。誘惑に負ける?それとも負けない?
アパートの隣に偶然(?)住むことになった幼馴染の美人姉妹から、休日に「朝起こして欲しい」と言われていた。2人の部屋まで来て、チャイムを鳴らす。すると、妹のアヤから合鍵で部屋に入っていいと言われた。
アヤメ「おはようー……うー、眠いー……」
——アヤが寝ぼけて完全に下着姿でこっちに背を向けていた。
どうする?
アヤメ「ちゃんとした奴は、それなりに。割と安いスポブラみたいなのもあるけど——じゃなくて!」
アヤが話しながら正気に戻って服を着てくれた。ちょっとだけ誘惑に負けたかもしれない。
アヤメ「ん、んん……お姉が、まだ寝てるから、起こしてくれるかなー…………いや、あの、ごめん。完全に、寝ぼけてた」
会話を続けているうちにアヤが正気に戻って服を着てくれた。完全に誘惑に負けてガッツリ下着を見てしまったがこれで良い。
アヤメ「え、ええと、み、見せてゴメン!?」
すぐに正気に戻ったアヤが着替えて謝って来た。よし、誘惑に打ち勝ったぞ。
アパートの隣に偶然(?)住むことになった幼馴染の美人姉妹から、休日に「朝起こして欲しい」と言われていた。部屋に入ると妹のアヤから姉のヒナを起こして欲しいと頼まれる。
ヒナタ「うー……、一緒に寝よぉ……? わたしまだ起きたく無いー……」
そう言ってヒナはベッドから俺の手を掴んで来る。
どうする?
アヤに助けを求めたが、そのままコンビニに出て行ってしまった。何がなんだか上手く言えないけど、これはマズ、い……? 誘惑に負けそうだ。
ヒナタ「んんぅ……はぁあ……♪」
俺を抱えて、ヒナが幸せそうな息を漏らす。完全に誘惑に負けたが幸せだ。
ヒナタ「ん……あれ、なんで……ん、んぅ……?」
夢の世界から帰ってきたヒナと目があった。なんとか誘惑に打ち勝った。
アパートの隣に住むことになった幼馴染の美人姉妹。いきなり信用の証として作業用の部屋と自分達の部屋の鍵を渡された。
アヤメ「まあまあ。変なイタズラもしないだろうし、ちゃんと信じてるから。ね♪」
どうする?
この鍵に本来以上の重みを感じてしまう。変な事に使うつもりは無くても、緊張する。誘惑にちょっと負けて鍵をもらってしまった。
アヤメ「これちゃんとお姉と話した結果なので」
誘惑に負けない答えを選べたが、結果的に鍵を渡されてしまった。
アヤメ「用事のわざわざ渡したり返して貰うの面倒じゃないかなーって」
そんなの誘惑に負けていろいろしてしまったらどうするんだ、と思ってしまった。
アヤに資料のUSBを貸した。その後、アヤの様子がおかしかったので聞いて見ると、俺はとんでもないこと失態をしていたことがわかる。
アヤメ「中身が、ですね。その……なんていうか、エッチな、動画……が、たくさん、入ってまして?」
どうする?
アヤメ「そこで開き直って、あたしにエッチな話出来るんだ!?」
アヤに驚かれてしまった。ある種、これ、むしろ俺が誘惑してるんだよな?
アヤメ「えっ、普段、割と真面目な事言ってるくせに。流石に今後の付き合い方を考えるかな......」
双子姉妹を牽制できたので結果的に誘惑を断てた!
誘惑への勝ち負けどころか完全に男としてやらかしてしまった。ただ、恥ずかしいだけじゃない何かが、俺の心を打ちのめす。
俺「しにたい」
風邪をひいたヒナを看病しに行くと、汗を拭くのを手伝って欲しいと言われた。心を無心にして控えめに拭いていると衝撃的な発言をされる。
ヒナタ「え、そうじゃなくて、胸の下も、ちゃんと拭いてね?」
どうする?
ヒナタ「……んー、別に胸、触ってもいいよ?」
ヒナからさらに誘惑めいた一言が来る。誘惑に負けてしまいそうだ。
タオル越しに感じる柔らかい感触を感じながら我ながら誘惑に負けたなと思った。
俺「今、そういう、場合じゃ、無いだろ」
ヒナタ「まあ、確かに我慢できないからしよ、とか言われても困るけどさ」
今は困るということで誘惑を完全に絶つことが出来た!
風邪をひいたヒナを看病した後、アヤが俺に頑張ったご褒美をくれると言って来た。アヤの考えてるご褒美を聞くと......?
アヤメ「ふふん。こっちおいでー♪」
アヤが俺の手を引こうとしてくる。
どうする?
アヤメ「よしよし、良い子良い子」
アヤに膝枕をされて、頭を撫でられた。完全に誘惑に負けてしまったが、この膝の気持ちよさには敵わない。
アヤメ「こういうのあんまり嬉しく無い?」
アヤは少し寂しそうにしていたが、これも誘惑を断ち切るためだ!
アヤメ「やだ……変な話って、どんなご褒美が欲しいの……」
アヤがわざとらしさたっぷりに俺を煽ってくる。誘惑され……ない……ぞ……!
アヤが俺に「時々、すごく我慢してるように見えることがある」と言って来た。我慢しているつもりはないと答えると爆弾が来た。
アヤメ「女の子とさ、エッチな事したいなー。——みたいなやつは?」
どう答える?
アヤメ「えー。ちゃんと頼めるかなー? 二人で『しょうがないなぁ、最後までしてあげよう』って言う未来が見える」
すごい甘い誘惑をされた。
アヤメ「お、おお!?何かな、コトと次第によっては聞いてあげよう」
アヤはあたふたしているが、俺は誘惑に負けない。負けない......はず。
アヤメ「えー。そういうのちゃんと言えないんだねー?」
アヤに残念そうな顔をされたが、無事誘惑を振り切った。
部屋に双子姉妹が遊びに来てドラマを見ることになった。何故か二人が交互に膝枕をしてくれるらしい。
アヤメ「この贅沢者ー。お姉の太ももを枕にして転がれ」
どうする?
ヒナタ「ふふふふふ、いいね、甘やかしてダメ人間にする女、ちょっと悪い雰囲気もあって」
本当にこの姉妹は誘惑が上手い......!
誘惑に完敗した。ヒナの太ももはやわらかいし良い匂いするし、ヒナは俺の頭を何故か撫でてくるしで大変良かった。
ドラマを見るのに余計な誘惑はいらない。全ての誘惑を断ち切って俺はドラマに集中した。
双子姉妹と休日に買い物に行くことになった。男子目線だとどんなのがセーフなのかを知りたいということで下着を一緒に選ぶ話になって......?
ヒナタ「ふふふふふ、というわけで。一緒にアヤの新しいブラ選ぼうねー?」
どう返す?
ヒナタ「でも、アヤが自分の好みの感じの下着を着てるのって——良く無い?」さらなる誘惑にクラクラした。
思わず前に見たアヤの下着姿を思いだしてしまったけれど、出来るだけ動揺を押さえ込む。誘惑されてなるものか。
俺だって、見たく無い訳ではないので、誘惑に負けてそんな答えを思わず返してしまった——。
作業部屋で絵を描き疲れて寝ていると、俺の上にヒナとアヤが乗って寝ていた。俺の腕は枕にされてて動かないし、左右からよりかかられてるから、身体中くっついてるし、足なんて絡まってる。
ヒナの頬が熱く、吐息を漏らすと視線をそらされた。そして、もそもそと動いて俺に体を擦り付けてくる。
どうする?
気づかなかったふりをして俺は寝ることにした。両手にしがみつかれながら眠った。
ヒナとアヤをベッドの上で正座させ問いただすことにした。ヒナとアヤは互いにアイコンタクトで責任を押しつけ合ってるのがわかる。誘惑に負けなかった俺、偉いぞ。
寝ぼけたままなのか、俺の首にヒナの唇が押しつけられた。誘惑に負けてしばらくされるがままにされていた。
結局、双子姉妹と一緒に下着を選びに行くことになった。アヤが試着した下着が思ったよりも際どくてヒナもアヤも少し困っていた。俺はというともっと困ってる事があった。
試着室のアヤメ「いや、お尻のカバー率ほぼゼロじゃないですかねコレ。ちょっと後ろは向けませんな」
しかし、鏡で俺からお尻の方が見えているのだっった。
どうする?
ヒナタ「そっか。かなりツボだったんだね」
少しだけ誘惑に負けて正直な感想を答えてしまった。
顔を真っ赤にしたアヤが、慌ててカーテンを閉めてしまったが、誘惑に負けた俺はしっかりと攻めた後ろ姿を見てしまっていた。
これは無意識な誘惑かもしれないとずっと目を逸らしていた。ヒナは呑気にヒナタ「どうしたの? もしかして、かなりツボだった?」なんて聞いてくる。
台風で俺の部屋の修繕が入って双子姉妹の部屋に泊まることになった。お風呂から上がったアヤが見覚えのあるシャツを着ている。
アヤメ「うん、借りてるって言うの遅くなっちゃってごめんね?えへへ、どう、似合う?」
アヤの格好は下着に俺のワイシャツを一枚羽織っただけだった。
どうする?
正直、きわどい通り越して見ていいものかすごく困るけど、誘惑に負けてしばらく目が離せなかった。
正直、きわどい通り越して見ていいものかすごく困ったので、誘惑に負けないようひたすら見ないようにした。
アヤメ「割とこう、寝間着に良い感じで……つい……」
アヤが申し訳なさそうにしているが、さり気なく袖を顔の辺りにもっていって、匂いをかがれていて困る。
夏。学園の夏服を着たヒナとアヤが俺の部屋へ、存分に見せびらかしに来た。
アヤメ「えへへー、一足先に夏服着てきちゃいましたー。どうどう、かわいいよねー」
どう対応する?
アヤメ「あはははは、なにそれー。それってもしかしなくても独占欲?」
ベッドに座る俺に、2人が握った手でぐりぐりしてくる。最近やられるのが増えた気がする。
ヒナタ「女の子が夏服アピールしてるのに塩対応はひどーい」
可愛すぎて誘惑されそうだからあえて冷たく接した!
アヤメ「ふふーん、よしよし。ちゃんと言えましたね、えらいぞー♪」
アヤに褒められながら二人の夏服を存分に堪能することができた。
夏。学園の夏服を着たヒナとアヤが俺の部屋へ、存分に見せびらかしに来た。我慢出来なくなった俺は2人にお願いがあると伝える。
アヤメ「お? 言ってみたまえ。薄着になったあたし達と何がしたいって言うのかな?」
どうする?
アヤメ「言っとくけど、あたし達も全然恥ずかしく無いー、とか。そういうんじゃないからね?」
誘惑に少し負けたが、くるっと回ってもらうカワイイ姉妹を堪能…………いや、ギリギリアウトだった。
ヒナタ「え、ええ? 写真……おお、本気?」
誘惑に負けて頼んでしまった。撮影後、ちょっと人に見せられないような写真もあって、悶々とさせられた。
俺「今度からある程度気を使ってくれると嬉しい」
流石に際どい制服を見ていると誘惑に負けそうなので丁寧にお願いした。
夏。学園の夏服を着たヒナとアヤが俺の部屋へ、存分に見せびらかしに来た。部屋の中で俺が座ってて2人が目の前で立ってるから視線の位置が低い。
ヒナタ「お。なんだ。なんだ。スカートが気になっちゃう?」
そう言いながら体をひねって見せてくる。
どうする?
アヤメ「ちゃんと夏服と言えばイチバンなのはあたし達だって、教えておかないといけませんし」
そう言ってさらに誘惑してこようとする。実は言うほど困ってないのに困る。
ヒナタ「いやあ、困らせたいというよりは喜ばせたいんですけど」
いや、きっとこれは誘惑しているだけだ。
アヤメ「ふふふ。夏服の女子を補給したかったらあたし達でどうぞ」
無限に誘惑されてしまう。これはダメなやつだ。
授業中妙に不機嫌な顔をしていたヒナは目が悪くなってきたらしい。一緒にメガネ屋に行ったので、似合いそうなメガネを探してあげた。
ヒナタ「こほん。はい、というわけでこんな感じですよー。似合う、かな?」
くいっとメガネの端に手を当ててポーズをとってみせる。
どう返す?
俺「いや自分で目薬もさせないヒナがコンタクトなんて出来ないか......」
メガネ姿が可愛すぎてついつい意味不明なことを口走ってしまった。困る。
誘惑に負けてついつい正直な感想を言ってしまった。が、まぁ良いだろう。
アヤメ「(あ、お姉が照れて固まってるけど、気づいて無いやつだね、コレ)」
思わずじっくりと覗き込んだら肩にパンチをされた。
ヒナタ「か、かわいいヒナタちゃんをじっくり見たいのは分かるけど、ちょっとじっくり見過ぎじゃないかなっ……!?」
土砂降りの雨に打たれてびしょ濡れのアヤが部屋の鍵を持っていなかったので、うちに来た。
アヤメ「はい、出来ればその。着替えを貸して貰えると、助かります……」
なんて返す?
アヤメ「はい、男の子にお願いするのがどういう意味かも分かってますけど。シャワーも貸して貰えると、助かります……」
その後、ヘッドホン越しに薄く聞こえるシャワーの音にかなり落ち着かなくなった。
アヤメ「あーうん。その、ごめんね。今度埋め合わせはするから」
その後、変に意識してしまって大変だった。
アヤメ「うーん、うーん……そうなんだけど」
誘惑を断ち切るためにあえて心を鬼にした。
アヤがコンクールで貰ったチケットを使って3人でプールに来ていた。俺の体を遠慮なく触る2人に俺も触るぞと忠告する。
アヤメ「うん。お腹とか腕くらいなら別にいいよ? 触る?」
どうする?
とは言ってみたものの本当に触れるハズもなく、普通にプールに遊びに行った。うっかり誘惑されて触ってしまったら大変だった。
アヤが自分の腹あたりを手で抑える。改めて見ると水着が思ってたよりもエロくてドキドキさせられる。
思ってたよりエロい水着に俺も余裕がない。
ヒナタ「ふふふふふ、全然余裕ないね?なさすぎだね?」
休みの日の学校で幽霊のようなものを見た双子姉妹。ちょうど2人を迎えに行った俺は二人を驚かせてしまい怒られている。ヒナはふざけてる訳でもなく立ち上がれないようだった。
ヒナタ「おんぶ。君のせいなんだから、責任取って」
どう返す?
ヒナタ「つべこべ言わないで、作業部屋まで連れてって」
誘惑に負けなかったが、結局介抱することになった。
「あの、その。胸が」
誘惑に負けておんぶしたが、くっついてくるヒナの胸の感覚が落ち着かなかった。
ヒナタ「うるさいしらない、くっついてても良いでしょ」
怒られてしまった。その後、七不思議の話をしたら耳を噛まれた。
俺の部屋の室外機の点検のため、双子姉妹の部屋にお邪魔していた。机の上に胸を乗せるアヤをヒナが訝しげな目で見ていた。
アヤメ「ひぁっ。ちょっと、お姉、何して……ん、んん、や、ほんと、何してるの!?あ、あぁ、あの、お姉?」
俺の前で何故かヒナがアヤの胸をたゆんたゆんしている。
どうする?
ヒナタ「ひぁっ!? ちょっと自分の方がスタイル良いからって調子のって……!」
姉妹での揉み合いはエスカレートして、目を逸らさないといけないレベルになってしまった。
アヤメ「ええい、人の胸をあれだけ揉んでおいて自分だけ待てとか、そんなの通ると思ってるの、この、このっ!」
誘惑に負けてしばらく眺めた。姉妹で胸や太ももの揉み合いがはじまって大変な光景だった。
割と色々見えて大変だったので、誘惑に流されてしまわないようにきちんと存在表明をした。
文化祭の出し物でヒナがゴシックドレスを着ていた。しかし、胸がいつもよりもやたら大きい。そして俺の視線に気づいたのか、ヒナが目を細めて「しめしめ」という笑い方をする。
ヒナタ「おや。何かいつもと視線が違いますけど。何処を見てるんですかねー? 気になっちゃいますか?」
どうする?
ヒナタ「そういう無理な嘘言っちゃうんだ……」
明らかに俺は胸をガン見したが、ここでガン見したなんて正直に答えたらこの先どんな誘惑をされるかわからない。
「俺はそもそも、ヒナの普段のサイズを知ってるから。そこまで盛られると、なんて言うか……違和感の方が強い」
そう、誘惑に負けてガン見しているから細かな違いもわかってしまう。
ヒナタ「そうそう。屈んでると目がいっちゃう位にはおっぱい好きだもんね。って違うよ!」
ヒナも途中までは乗ってくれたが、決して俺のせいではない。
別荘。皆で遊んでいいると、水着の女の子に対してあまり大きなリアクションをとっていないこと怒られる。文句を言いながらアヤが体当たりをしてくる。
アヤメ「女の子だって水着を見せるのは恥ずかしいトコがあるんだから、多少は意識してみせろって言ってるんだってば、このー」
どうする?
「わっ、こら。はしゃぐな、転んだら暑いぞ」
転びそうになるのを支えるとやわらかい感触がした。誘惑……されてしまいそうだ。
アヤの体が大きく揺れて目に毒だ。こんなことを何度もされたら誘惑されてしまうかもしれない。
アヤメ「お、なんだなんだ照れてるのかー?かわいいやつめ、このー」
困る俺を見て楽しんでるのだった。今は押し合いになっているが、気を抜くといろんなところが当たりそうだ。
別荘で。水着で遊んできたヒナが1人で戻って来た。話を聞くと髪が水着に引っかかってしまったらしい。
ヒナタ「出来れば君に外して欲しいんだけど」
ベッドの上で水着を外して欲しいと頼まれてしまう。
どうする?
流石に水着を外すのは際どすぎる。俺の心臓がもたない。アヤに電話して戻って来てもらった。
いや、このセリフは言ったらダメだろう。
ヒナタ「え、きゃぁあっ!!」
水着を整える際に不安定な体勢を崩して、ベッドに倒れてしまった。この体制はまずい…………!
皆と宿泊している別荘で。俺がリビングで寝ているとアヤが寝ぼけて俺の居るソファに潜り込んできた。冷静になるどころか、欲望に従ってもいいんじゃないかとすら思う。
アヤメ「君も大変な事になるっていうし。このまま寝たら、もしかして襲われちゃう感じ?」
なんて返す?
アヤメ「はい、すみませんでした」
アヤが反省して帰ってくれた。正直危なかった。このままくっつかれていたら……?
アヤメ「——戻っても平気?」
アヤがくっついて来て俺の体に太ももを擦り付けてくる。誘惑に今にも負けてしまいそうだ。
アヤメ「はい、すみませんでした」
アヤが反省して帰ってくれた。本当に誘惑されてしまいそうだった。
別荘の滞在最終日、先輩に「気になる女子とか、いい加減彼女とか考えないの?」と聞かれた俺は思わず双子姉妹のことを思い浮かべてしまっていた。
ヒナタ「……わたし達が気になるっていうのは、先輩のそういう、心配とかとは違う恋愛的に気になるって意味になるけど?」
どうする?
ヒナタ「ここでそういうふざけたこと言うんだ。浜に埋めて帰ろっかな」
アヤメ「はっ。双子入れ替わりトリック……!」
ヒナタ「プラスとマイナスとなんとも言えない部分が混ざって、って感じかな」
ヒナタ「はー。んー、だけどまー、うーん。その気になるっていうのは、女の子として見てる部分あるんだね」
別荘の滞在最終日に話したことから、3人の関係性の"これから"について話し合うことになっていた。
ヒナタ「んー。まあ、先に『そうなって』からしても良いかなーってトコはある」
どうする?
ヒナタ「——わたし達の事追い出そうとしてない?1人で何する気かな?」
俺「俺も疲れてるから寝るんだよ……!?」
アヤメ「正直に言うと、疲れてるから今日はもう寝たい……!」
甘い誘惑に動揺していたが、なんとか切り抜けることができ……できているのか?!
ヒナタ「今ボケるところじゃないよ!」
ボケてみたが、やはり"そういう"ことを提案されているのだろう。
別荘の滞在最終日に話したことから、3人の関係性の"これから"が進みそうになっていた。ヒナと学校でゆっくり話す。
ヒナタ「——わたし達の事、好きだよね?」
どうする?
ヒナタ「『わたし達』って言ったのに、そう言っちゃうんだ」
認めてみると、恥ずかしくて血が顔に昇ってきてるのが分かる。
ヒナタ「ああそっか、そういう所がロマンチストなんだった……」
ヒナタ「——! お姉ちゃんと妹、どっちの方が好き?」
俺は——の方だと答えた。
双子姉妹の両方と付き合った。3人で暮らしながら、学校の課題などをこなす日々を送っている。今日は課題があるんだが。
アヤメ「お姉と作業どっちが大事なの!」
ヒナタ「大事なら、もっとかまえー。撫でろー、遊べー」
アヤメ「そうだぞー、かまえー。優しくしろー、遊べー」
どうする?
手を使わないで体を押しつけてくるから、柔らかいし、わざと匂いが残るように擦り付けてくる。そんな状況で、資料作りやらデータの打ち込みやら出来る訳が無い。
アヤメ「もっといちゃいちゃしよ?」
どこまでも誘惑してくる。付き合っているのだし、たまには誘惑に負けても良いだろう。
ヒナタ「それなら一緒に入る?」
どこまでも誘惑してくる。
双子姉妹の両方と付き合った。3人で暮らしながら、学校の課題などをこなす日々を送っている。冷蔵庫から出した炭酸水をごくごく飲むアヤは幸せそうだった。
アヤメ「これ気になる? お風呂上がりには美味しい。普段飲むならもっと甘い方が良い、ちょっと飲んでみる?」
なんて答える?
アヤメ「えー! 付き合ってるのにー!」
今、そんなことしてしまったら意識して大変なことになりそうだ。
ヒナタ「わー間接キスしてるー、きゃー♪」
そう言いながら、わざとらしく俺の背中の側に回ってきて、胸を押しつけてくるヒナだった。
ヒナタ「ひゅー♪ 姉妹で間接キスさせるんだ!」
そう言われるとなんだか急に意識してきた。
双子姉妹の両方と付き合った。3人で暮らしながら、課題をしたりご飯を食べたり一緒に過ごしている。今日は双子姉妹から今後の大事な話があると言われた。
ヒナタ「寝る時はわたし達の方のベッドで寝よっか。あっちなら3人でも普通に寝られるよね」
どうする?
「良いわけあるか」
3人で同じベッドで寝て誘惑に負けないわけがない。
「その話は簡単には受け入れられません」
誘惑に負けて寝る時間が少なくなる未来しか見えない。
「……つまり、俺が何もしなければ、今日の所は一緒に寝るだけだと」
しかし、誘惑に勝てるはずはなかったのである。
(今思い返すとめちゃくちゃギリギリだよな……?)